My New Gear??【デジタル化を阻む壁】
これまでずーっと手書きで譜面を書いてきたのですが、2021年こそはデジタル化しよう!密かにそう決めていました。
iPad Proを導入し、Apple Pencilも手に入れて、けっこう良さげな譜面浄書アプリも見つけました。
(↑SraffPadというアプリ、僕には非常に魅力的に映りました↑)
思い切ってそこそこ値の張るアプリもインストールしてこれで手書きも卒業!そう意気込んでいました。
譜面アプリ導入して3日後くらいだったかな、Twitterでこんなものを見つけました。
そうです、何の変哲もない
シャーペン
です、少し芯が太い(0.9mm)くらい。
『とにかく譜面が書きやすい』
とガジェット類にも強い音楽家の方が強く勧めてるのを見て僕も試してみることにしました。
さすがのヨドバシドットコム、注文した翌日にはすぐに届きさっそく譜面を書いてみることに…
想像を絶する書きやすさでした。
それ以来、譜面浄書アプリどころかiPad本体もしばらくの間まったく触りませんでした。
これまで写譜ペンを使ってみては左利きの壁にぶつかり挫折したり(写譜ペンは毛筆のような繊細さが必要だと思います)、それでも少しでもしっかりとした譜面を書こうと数種類のペンを使い分けて手間をかけて浄書したり、20年以上あれこれ試行錯誤して譜面を書き続けてきました。
フィナーレやシベリウスのようなメジャーな譜面ソフトでもなく、今回導入しようと思ったiPad用の譜面浄書アプリでもなく、
わずか数百円のシャーペンが20年以上抱え続けてきた写譜の問題を全て解決してくれるんじゃないか…
それくらいのインパクトでした。
という訳で改めて紹介させてください!
【My New Gear!!】
ぺんてる TUFF
0.9mm シャープペン
とにかく書きやすくて、そして消しゴムの使い心地が最高です。譜面を書くのも速くなったし長時間書いても疲れない、めちゃくちゃ捗る。
手書きで譜面を書いているという方、騙されたと思ってぜひ一度試してみてください!
時代の流れには逆らうことになるのでそういう意味ではあまりオススメできませんが…少なくとも僕にとってはデジタル化への強い決意をひっくり返すくらいの革命的なNew Gearとなりました。
でも手書きだと一音一音噛みしめながら書ける感覚がいいですね、特に曲作りの時はじっくり音を吟味しながら取り組める。これも僕の感覚が古いだけかもしれませんが…
0コメント